昭和なレストランいづみのランチは大人の夢が詰まっている
ようやく安定期に入ったので、ここ最近ウォーキングを兼ねてどこかしらに出掛けています。単独行動出来るうちに行きたいところ(食べたい所…)に行っとこう!という。
今回伺ったのはこちら。新宿三丁目にあるレストランいづみ。この昭和な外観…たまらないものがあります。つわり中食べたい→食べると気持ち悪い→食べられないのループの中、グーグルマップでチェックしていたお店です。その時はやたら定食とかお母さんの作ってくれたごはん系が食べたかったようで。
いわゆる昭和の洋食屋さんです。とにかくランチがものすごいボリュームらしい!というわけで、朝ごはんは野菜ジュースだけにして勇んで出掛けました。
この外観の期待を裏切ること無く、店内も若干こう…。そういえばとんねるずのきたな美味しい店、「きたなシュラン」として紹介されたみたいです。そんな感じの内装です。テーブルのお醤油とかソースの容器が若干ペタペタしている…ような気がすると言えばお分かりになられるだろうか。ちなみに置いてあるテレビがブラウン管でした。
お店はご夫婦で切り盛りされている様子です。キッチンはご主人、フロアは奥様。私が伺ったのはランチタイムが終わる30分前くらいだったのですが、快く通していただきました。
ランチのメニューは、日替わりランチ、Aランチ、Bランチの3種類。その他、通しで頂ける洋食メニューが並んでいます。焼肉定食や唐揚げ定食、カツやソテー定食、カレー等など。今回のお目当ては、すごいボリュームだとうわさのランチ定食です。
Aランチはエビフライ、ハンバーグ、クリームコロッケ、サラダにご飯とお味噌汁で800円。Bランチは魚フライ、ハンバーグ、クリームコロッケ、目玉焼き、サラダにご飯とお味噌汁で850円。しばし悩みましたが無難にAランチにしておきました。
奥様にAランチと伝えると、調理場からご主人の特徴的な、掛け声?が響きます。なんと形容して良いのか…あいよーとも違う…。注文が入ってから作り始めるため、すぐに揚げ物の良い音がしてきます。お腹空いた。10分ほど待って到着です。
いやいやいや、これは…と登場したランチのボリュームに若干固まりました。何故かライスにカレーまで掛かっているし!(100円でカレーをプラス出来るメニューがあるのですが、特に何も言わなくともちょこっとかけてくれるみたいです。なんというサービス精神)お皿の端っこが欠けているのがきたなシュランぽくもあり。
お皿が大きかったため、若干端っこが切れていたのでもう1枚。左からサラダ、ゆで卵、ハンバーグ、エビフライ、クリームコロッケ、唐揚げ、そして中央には缶詰のパイナップルです。ちなみに揚げ物の下にはスパゲッティナポリタンがみっちりと詰まれておりました。この賑やかさ、完全に大人のお子様ランチです。
早速いただきまーす。揚げ物が揚げたてのサックサクで美味しい!です。タルタルと合うなあ。クリームコロッケも唐揚げもサクサク。ハンバーグは肉々しさは無いのですがふわっとしていて照り焼きソースと合っています。一つ一つのクオリティは普通、なのですが揚げたてということと、このお子様ランチ的見た目で倍増しで美味しく感じます。ご飯にちょい掛けしてあるカレーも、お家のカレーというか、甘めで優しい味で美味しかったです。ハムカツまでのっていました。
サラダもたっぷり、ナポリタンもみっちり。真上から撮ったので見えないと思いますが、かなり高さのある"盛り"です。一緒についていたお味噌汁はもやしとワカメでした。これもすごく美味しい、というわけではないですがホッとする味です。
全部食べられるかしらと若干不安でしたが、一つ一つが小さめなのでパクパク食べられます。いつの間にやらしっかり完食。デザート代わりのパイナップルが懐かしくて美味しいです。大満足。
店内はランチ営業の時間を過ぎていたのですが、それでもお客さんは結構やって来ていました。そしてみんなAランチかBランチを頼んでゆく…。ちなみに全員男性でした。やっぱりお子様ランチは男性の夢盛り盛りなのでしょうか。
満腹になったのですぐ側の花園神社でお花見。ちょっと曇っていましたが桜が満開で見応えがありました。
来年はどうなっているかなあ。赤子と一緒に桜を見ているのかしら、と思いつつ。すごく懐かしさのある、とても美味しい洋食屋さんでした。いつまでもご夫婦ご健在であってほしいなと思えるお店でした。ごちそうさまでした!ちなみに夕飯は要らないほどにお腹いっぱいになりました。次はB定食もチャレンジしてみたいです。
- ジャンル:定食・食堂
- 住所: 新宿区新宿5-11-29
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- (写真提供:てつ7)