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33歳の子育てとごはんと日常生活

実は子宮頸がん予備軍です~コルポスコピー検診受けました~

タイトルの通り、私は子宮頚がん予備軍です。

現状は、急を要するわけではないが、要経過監査です。

実は、毎年子宮頚がんの検診は受けていたのですが、実際のところ子宮頚がんが一体どうしてなるのか、どんな癌なのかが全く分かっていませんでした。要精密検査になって初めて子宮頚がんについてググりまくりました

ganjoho.jp

詳細は上記リンクから、なんですが、つまり子宮の入り口辺りに出来る癌ということです。しかも通常細胞が癌化する原因ははっきりしているわけではないのですが、子宮頸がんだけは、唯一由来がはっきりしています。これがヒトパピローマウイルス(HPV)と言われるもの。

medical-checkup.info

このHPVウイルスは、セックスを経験したことのある女性の50~80%が感染したことがあると推計されているそうです。それだけメジャーなウイルスです。ただ、感染してもこれといった症状が無く、自然と自己免疫力でHPVを排除するために、感染していても自覚が無い場合が多いそうです。

ただ、ほとんどの人がウイルスを排除してしまう中で、何らかの原因でHPVが排出されず、そのまま子宮頸部がHPVに感染し続けていると、細胞が徐々に変化(異形成)し、癌になる前の状態「前がん状態」になります。これがさらに進むと、子宮頸がんになるそうです。

だから、異形成になっている「前がん状態」で早期発見していれば、仮に頸がんに進んでしまったとしても治療は簡単に済み、予後も良いそうです。

 

ちなみに私の症状は、現状はHPVハイリスク型陽性の、ASC-USになります。HPVに感染しているから頸がんになる可能性はある。そして今、変質している細胞があるかもしれない。でもそれが前がん状態なのか、ただの炎症なのか分からない。という感じです。

 

ちなみに、男性ももちろんHPVに感染します。しかし男性が感染していても、感染し続けていても、女性のように癌化するといったリスクがこれといって無いために、男性への検診や、治療法が全く、確立されていないようです。

そんなわけで、男性側が仮にHPVに感染していたとしても、女性には分かるわけもなく、女性側で自衛するしかなく、発症してもリスクを被るのは女性側なのです…。コンドームって大事だね!しかも発症し癌化するまでの潜伏期間が10年ほどと長いために、相手を特定するのは困難を極めます。

検診によって、細胞が癌化、もしくはその前段階で細胞が変異しているのを診断されて初めて、HPVに感染していると分かるそうです。

 

まあ、だからこそ、子宮頸がんというのは、女性ならば誰にでもリスクのある、ありふれた危険性のある癌なんだ、と言われております。

女性は自衛を。男性は無責任にナマでするのではなくゴムを。そしてご両親はご子息に、セックスする際にはコンドームを付けましょうと、きちんと教えて頂きたいものです…。私も息子が生まれたらほんとソコはキツく言い聞かせたいと思います…。

 

と、前置きが長くなりました。

まあ、こういう症状は、癌の危険性が分かって初めて知ったことなのですが、そんな知識は無くとも、何となく子宮がんの検診は必要だと思っていたので、自治体の検診票が来たのを機会に毎年行っていました。(実母が子宮、卵巣、乳癌を患ったので、遺伝的に他人事ではないという…) 

2015年まではバッチリ陰性だったのに、去年健康診断で診察を受けたら、要精密検査でひっかかったというわけです。

 

時系列にすると…

  • 〜2015年 頸がん体がん共に陰性
  • 2016年10月、風疹の抗体検査と、健康診断と共に頸がん体がんの検診も受ける
  • 2016年11月、結果健康診断も風疹抗体も問題無し。だが、子宮頚がんが要精密検査。総合大学病院の紹介状をもらう。
  • 2016年12月、大学病院初診。まずはHPVハイリスク型の検査を受ける。
  • 2017年1月初旬、結果を聞きに行く。陽性。コルポスコピー、組織診の予約を取る。
  • 2017年中旬、妊娠検査薬で陽性が出る。
  • 陽性が分かって数日後にコルポスコピー、組織診察があったので、検査当日に妊娠しているかもと伝えたところ、検査は中止。そのまま帰される。
  • 同日、半泣きで近くのクリニックに駆け込み、妊娠陽性の診断を受ける。胎嚢は未確認。
  • 2017年1月下旬、胎嚢確認
  • 2017年2月初旬、心拍確認、クリニックに産科が無いため、別の病院を選んで紹介状をもらう。某大学病院は候補から外す。
  • 2017年2月中旬、転院後の初診。子宮頸がん検診にひっかかったことを伝えると、その病院で引き続き診てもらえることになる。
  • 2017年2月下旬、大学病院へ紹介状を貰いに行く。
  • 2017年3月初旬、二度目の検診。経過は問題無し。紹介状を見せて、組織診察の予約を取る。
  • 2017年3月中旬、コルポスコピー検診実施、異常なし、要経過観察。

 

こうして書いてみると長!っと思います。子宮頸がんの精密検査に引っかかってから5ヶ月くらいかかっているんですね…。私の場合は妊娠してしまっていたので、妊娠初期の組織診察は控えましょうというわけで長引いたのですが、非妊娠時でも検査でシロクロつくまえに数ヶ月は掛かってしまうという計算に。

 

やたらと長くなってしまったので、コルポスコピー検査の詳細は次の記事にて。