草間彌生展 わが永遠の魂 を鑑賞してきました
もうすぐ開催期間が終わってしまう~、ということで、4月半ばに鑑賞しに行っていた記事を今更ながらにアップしようと思います。
草間彌生さんというと、やはりあの原色の水玉模様が思い浮かびます。そのとにかくお洒落で可愛いことといったら!ヴィトンコラボの財布が今でも欲しいです。そんな女史の画業をこれでもかと詰め込んだのがこのほどの企画展。いそいそと行ってきましたよ。
国立新美術館は、同時期にミュシャ展も開催されているということで、平日の昼過ぎに行ったにも関わらず当日チケット売り場は並んでいるし、会場内もかなりの混雑でした。とはいえ、ここはオンラインで当日チケットが買えるので、入場で並ぶことはありませんでした。休日、GWだったらもっとすごかったのではないかな。
会場内は、メインのホールにどーんと、今回の企画展名でもある「わが永遠の魂」たちが並んでいます。これらの大型絵画は2009年から女史が描き続けている連作シリーズです。130点くらいはあるそう。壁面が色彩の海ですよ。圧倒されます。
ちなみに、このホール内だけは自由に撮影可能です。
あーやっぱり、このドット群はほんとうにお洒落だよねえ、可愛いなあ、と思いつつ作品を見ていくと。
顔だったり目の集合体だったり、極彩色の乱舞の中に見え隠れする狂気というか執念というか熱量というかが。見上げながらポカーンとしてしまいました。
私は、草間彌生=オシャレなドットの人、というイメージしか失礼ながら持っていなかったので、今回の作品群を見て初めて、前衛芸術家としての彼女を知ったところです。彼女の作品は、彼女自身の吐露なんだなあとか。
1枚1枚の熱量が恐ろしいほどなんですけど、引いてみるとお洒落だなあと思ってしまうんですよね。
ちなみにかの有名なドットのかぼちゃも開催期間中にみることが出来ます。結構大きいし迫力があるのです。可愛い。
今回、一番並んだのがグッズショップかもしれません。20分くらい待ちで、欲しかった黄色のドットのポストカードは売り切れておりました。それ以外は、人も(ものすごい混んでいる企画展に比べて)さほど多くなかったし、途中でソファがあったりでなかなかに時間をとってゆっくり見ることができました。ベビーカーの子連れ、というか孫と娘と両親かな?とかも多かったです。平日だからかな。
行った時はミッドタウンの桜も満開でした。今は新緑になりつつありますね。企画展は5月22日までの開催です。
自作アイスの本とよしながふみのいちごジャム
お久しぶりです。かなり更新が滞ってしまっておりました。
理由は食べ歩いたりダラダラしたり検診に行ったりダラダラしたりしていたのですが、合間にこんなものを作っておりました。同人誌。自主製作本です。
コンビニや量販店で買えるアイスの、ゆる~いレビュー本です。ちょっとごほうび的な美味しかったやつを集めてみました。5月6日の「COMITIA120」に友人のご厚意で委託させてもらう予定です。詳細はまた前日にでも!
すごく久しぶりの同人誌だったので作るのが本当に楽しかったです。今はデータ入稿が当たり前で随分楽になったな~、入稿確認も納期も早いなあと時代の流れを感じた次第です。楽しかったのでまたちょこちょこ描きたいなあ。
と、余裕ぶってますが〆切当日はヒイヒイいっておりました。とりあえず入稿も済んだので、GW期間中は特にすることもなく通常運行しています。
スーパーに行った時に、たまたま見切り品の小粒苺(一応とちおとめ)1パック198円を見て「よしながふみのいちごジャムを作るチャンスだ…!!!」と思わずお買上げ。
言わずもがなですがとてもおすすめの漫画です。 糸井重里すら魅了するいちごジャムの魔力…。1パック買ってから分量は2パックぶんだった!と気づくものの面倒なのでそのまま続行しました。ヘタを取って水洗いし、水気を切って計量します。
1パックぶんで約280g。若干分量が少ないかもなあと思いましたが、煮沸消毒出来る保存瓶が我が家には無いので結果オーライかもしれません。これに、果物の重量の50%の砂糖をまぶします。
280gの半分の140g、あまりの量の多さに躊躇して結局25%の70gに変更しました。作中でも確か30%ほどに控えていましたし、長期間の保存を見越していなければもっと量が少なくても大丈夫そう。こんな状態で3時間ほど放置します。すると…
浸透圧によっていちごからじわ~っと水分が。これを琺瑯の鍋に移し、中火から弱火で煮詰めていきます。途中びっくりするほどアクが出るのを、ひたすらに取り続けると、段々と苺から色素が抜け、さらに煮詰めると今度は真っ赤なルビー色になります。
20~30分ほど煮詰めて完成!甘いいちごの匂いとこのビジュアルがたまらないです。熱いうちに保存瓶に詰めるのですが、私はストウブのココットにとりあえず入れて、冷蔵庫で保存。夫にとりあえず良さげな食パンを買ってきてもらい、朝ごはんにしました。
デカフェの紅茶と、あらかじめバターを落として焼いたトーストといちごジャム。
この大粒の苺!ほぼ果肉!塗るというより置くという感じですが…。食べてみるとう~ま~~い!です!バターの塩っけと、苺の甘酸っぱさが合わさってもうなんというか至福。朝から幸せ。こんな安価でこんなに高級チックなジャムが出来るなんて、手作り本当に素晴らしい。
ちなみに砂糖を控えたためか、ジャムというか、シロップ部分は甘いのですが、いちごそのものはほどよく酸味も残っていてジューシーでさっぱりしていて本当に美味しかったです。
ちょっと残しておいてヨーグルトにも入れてみたのですがこれも美味しい。これにクロテッドクリームを買って、美味しいスコーンと一緒に食べたいなあ…カッテージチーズにかけても幸せだろうなあ…と妄想が膨らみます。それくらい美味しいです。
ちなみに1パックだとトースト(6枚切り)2枚を塗ってちょっと残るくらいの、2名で1回使い切りぶんです。作る時に残ったアクは、結構な量になるので(大さじ2くらい)牛乳を注いでいちごみるくにしてみました。これもたまらなく美味です。
盛りを過ぎたいちご、来年も買ってジャムにしたいと思います。これからの時期はすももとかも美味しそうだなあ。
タイガーのステンレスミニボトルを買いました
定期検診や、ウォーキングを兼ねた散歩を始めてから、若干不便に感じていたことがありました。それは「ちょっとした外出時の水分補給」です。
定期検診は、どんなに時間が短くても3~4時間は掛かります。散歩もあちこち歩いて時には用事を済ませて同じくらい。ちょっとお店で休むというほどでもないのですが、何かしら水分を摂っておきたいなという外出時間でもあります。
とはいえ毎回買うのは高いし、ペットボトルを持ち歩くのは重いし、何よりノンカフェインのものって意外に買いづらいというわけで、久しぶりにこんなものを買ってみました。
水筒です。ケータイマグ…?ミニボトル…?外出中に飲みきれる量が欲しかったので、最も容量の少ない200mlボトル、とにかく軽量小型重視で選びました。届いた箱は本当に小さいです。比較画像として置いたボールペンとほぼ変わらない高さ。
開封してみても小さい!と思います。そして軽い。350ml缶より小さく細いです。タイガーマークも可愛い。
中の構造は本体、蓋、パッキンの3つでものすごく単純です。象印やサーモスなどとも迷ったのですが、一番洗いやすいものを選びました。まずは酸素系漂白剤に浸けて、一度洗浄します。最初パッキンのゴム臭さが気になるかなと思っていましたが、一度の漂白で気にならなくなりました。
洗うのも簡単です。ただ口径が少し狭いので、手を入れてガシガシ洗うことは出来ません。私はアクリルたわしを突っ込んでシャカシャカ振るという雑な洗い方ですが、匂い移りも無くスッキリしています。
というわけで、早速使いはじめているのですが、買って本当に良かったー!と思っている1品です。買ってからほぼ毎日利用しています。
例えば、病院に行くときはお湯を沸かして、粉末タイプのお茶を投入して蓋をしてシャカシャカ。温かいノンカフェインの緑茶が出先で飲めるという幸せ。先日お花見に行った時は、沸かした熱いお湯をそのままボトルに詰めて持って行き、コンビニで買ったカップみそ汁に注いで頂きました。その他、散歩に温めた牛乳とお湯を1:1くらいにノンカフェインのインスタントコーヒーを入れて簡単カフェラテ。カップスープの素を投入して温かいスープ(出先でパンを買ってご飯にする時にいっしょに頂きました)にしたり。
今まで出先で飲むものといったら、温かい爽健美茶一択だったというのに!こうして色々なバリエーションのものが飲めるというのは幸せです。飲み終われば本体は150gなので、この程度ならば負担にはなりません。鞄にポンと入れられる小ささも魅力です。
出産後はもしかするとミルク作る時のお湯入れにも使えそうだなーと思っています。産前産後通してしっかり使い倒そうと思っています。
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牛すじカレー 小さなカレー屋のコスパがやばすぎる件
連続で食べ歩きのエントリが続きます。大久保駅からほど近い場所にある、牛すじカレー、小さなカレー屋。なんと今回も「きたなシュラン」のお店です。
大久保って新大久保のコリアンタウンには近いんですが、どちらかというとコリアンというよりはネパールやスリランカ、その他アジア各国のお店&昔ながらの情緒あふれるお店が並ぶある意味カオス地帯となっています。道行く人はたぶん外国人の方が多い気がしますし。
周辺にはやたらディープな雰囲気の、でもものすごく美味しい(しかも安い)お店がめちゃくちゃあります。ベトナムちゃんやバーン・タムもそうですし、ご紹介してはいませんがモモや魯珈、瀧元などなど。そういえばもう閉店しちゃったのですが、コッペパンやサンドイッチの木村屋もすごく美味しかったなあ。
今回のお店も、そんなカオスな街にぴったりの店構えです。外観写真は撮らなかったのですが、一見でフラッと入ろうとはまず思えないお店です。なんというか、看板が超汚い…。あと店内の様子が外からだとすごく分かりにくい。とはいえかなりの有名店らしく、お昼時は混雑が予想されるので、少し時間をハズした平日の14時頃にお邪魔しました。
お店に入ると、まずご主人のいらっしゃーい、という掛け声。初めてだったので店内をキョロキョロしつつ、席に座ります。店内はカウンター10席のみ。外観に比べて内装は綺麗です。台もペタペタしていません。私が入った時間帯は男性客が1人でした。(その後コンスタントにずっと男性の一人客が続いていました。)
席に座ると、さらにいらっしゃーい、の掛け声。あ!これたぶん私に言ってるわ!と気付いて、目星をつけていたメニュー、牛すじカレーの並盛りとコールスローサラダを注文します。
メニューは牛すじカレーの並盛り、大盛り、特盛りの3種類。(お米の量がそれぞれ並盛り400g、大盛りは未確認、特盛りは1kgだそう)トッピングに牛すじ増しや卵(ゆでと生)、豚やイカ焼きがありました。牛すじカレー以外にも、みそ焼きカレーライスなるものもありました。どんなものか気になるなと思いつつ、カレーを待ちます。お水はコップと紙コップからセルフで入れます。スプーンとフォークの隣には福神漬とらっきょうもあり。
ほどなくしてやってきたのがコールスローサラダです。千切りのキャベツに、クリーミーなドレッシング、カリカリベーコンのトッピングが掛かっている、私の知っているイメージとは随分違うコールスローサラダです。どんなもんかと食べてみると、これがシンプルなんですがすっごく美味しいです。ドレッシングがシーザーサラダ系で、味濃いめ。キャベツはお皿に山盛りたっぷりです。これをちょいちょいつまみながら待っていると、
やってきました牛すじカレー並盛り。並盛り…これがナミモリ…。とにかくお皿が巨大です。そこに山のように盛られた米に海のようなルー。別添えでトッピングされた牛すじ。米が400gってことは1合以上ありますよ。普段私一食に多くても100g前後なのに…食べられるのかと若干危惧しつつ、いただきまーす。
うまーい!です。日本人の作った、ザ・日本のカレーです。ルーに甘みがあるのですが、食べると後からじわっと辛いです。野菜はほぼ無い感じですが、相当煮込まれた感のあるジャガイモがチラッと見えていたので、野菜は煮込まれて溶けたとかそういう系でしょうか。大量にごはんがあるのですが、ルーと一緒に食べると進む進む。トッピングの牛すじがよーく煮込まれていてトロットロで、全部一緒に混ぜて食べると幸せな気分になれます。
コールスローサラダをはさみつつ、らっきょうや福神漬で味を変えつつしていると、なんといつの間にか完食しておりました。ご飯も全部食べきれるかなと思っていましたが、ルーの量が丁度良くてルーが終了する頃にはご飯も食べ切れてしまいました…。
お腹いっぱいで大満足です。カウンター席なので、他のお客さんもサッと注文して、食べ終わるとすぐに出ていってしまう印象。長居するところではないなあと食べ終わり次第お店を後にしました。
なんとお会計が、カレー450円、コールスローサラダ50円のまさかのワンコインランチ。このクオリティのカレーとこのボリュームで!ものすごいコスパで恐ろしくなりました。これは人気が出るのも頷けるなあ。
すごくお腹いっぱい、大満足のお昼ごはん(兼夕ご飯)になりました。次はご飯少なめ、牛すじ増しの持ち帰りを頼んでみたいです。美味しかったです、ごちそうさまでした。
- ジャンル:カレーライス
- 住所: 新宿区百人町1-24-10
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- (写真提供:こたっく)